文鳥ライブで使用しているライブ配信方法などを紹介します。全国の皆さんに可愛い文ちゃんを自慢するページを作るもよし。外出中にいつでも文ちゃんたちの様子を見られるプライベートサイトを作るもよし。何かのご参考になればと思います。
ライブ配信に必須なものは、パソコンとPCカメラ等と呼ばれているパソコンと接続可能なカメラ。それとライブ配信用のソフトです。PCカメラは、USBで接続しますので、パソコンとケージが離れている場合は、USB延長ケーブルも必要でしょう。パソコンは24時間稼働のサーバにしてしまえば一番簡単です。動画配信はCPUパワーをかなり消費しますので、日常使っているパソコンを兼用すると、ちょっと重くなるかもしれません。PCカメラの接続方法はカメラの説明書を読んでいただくとして、ここでは、ライブ配信ソフトの紹介です。
ネットワークカメラなどの商品名で販売されているサーバとカメラが一体になったものを使えば、特別なソフトや配信用のサーバなしでライブ配信することもできます。
| Windows Media Service | ライブ配信ソフト | ネットワークカメラ |
文鳥ライブカメラ1で使っているソフトです。
Windows Mediaサービスは、Windows Media Player形式の動画ファイルを配信するためのサーバソフトで、Windows Server上で動作します。Windows Media Encoderと組み合わせると、ライブ配信が可能になります。ライブ配信以外にもオンデマンド動画配信を行なうようなwebページを公開する場合は、お勧め方法です。
- Windows ServerにMediaサービスとWindows Media Encoderをインストールします。 MediaサービスはWindows Serverの標準コンポーネントですので、Windowes ServerのHELP、解説書などを参考にしてください。Media Encoderはマイクロソフトのホームページからダウンロードできます。2005年10月現在のダウンロードページはhttp://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/download/encode.aspxです。
- Windows ServerにIISがインストールされ、webサーバ機能を動作させている場合で、httpプロトコルでの動画配信を行なう場合は、Mediaサービスのhttpポート番号を変更します。
(1) Mediaサービスを開く
(2) サーバ名を選択する
(3) サーバのプロパティタブを開く
(4) "制御プロトコル"を選択する
(5) "WMS HTTPサーバー制御プロトコル"が有効になっていることを確認する
(6) 無効になっている場合は、"WMS HTTPサーバー制御プロトコル"を右クリックして、"有効"をクリックする
(7) "WMS HTTPサーバー制御プロトコル"をダブルクリックしてプロパティを開く
(8) ポートの選択欄の"他のポートを使う"を選択し、80以外のポート番号を入力する。 8080などがお勧め
(9) [OK]ボタンでプロパティを閉じる - Media Encoderのセッションを作成します。動画ストリームをEncoderからMediaサービスにpushする方法と、Mediaサービスからpullする方法があるようですが、pushの方を利用しています。
(1) Media Encoderを起動する
(2) メニューバーの[新しいセッション]をクリックする
(3) セッションウイザードが開くので、"ライブイベントのブロードキャスト配信"を選択して[OK]で次へ進む
(4) デバイスオプション選択:使用するPCカメラを選択する。オーディオ配信をしない場合は、オーディオ欄のチェックボックスをOFFして[次へ]ボタンを押す
(5) ブロードキャスト配信の方法:"Windows Mediaサービスへプッシュ"を選択し、[次へ]ボタンを押す
(6) サーバと公開ポイント:サーバ名にMediaサービスに設定されているサーバ名とポート番号を設定する
Mediaサービスを開いたときに表示されるサーバ名がmyserver、iiで設定したポート番号が8080なら、myserver:8080と記入
WAN側から見た(グローバルDNSに登録されている)サーバ名ではなく、Mediaサービスが認識しているサーバ名であることに注意
(7) サーバと公開ポイント:任意の公開ポイント名を設定する
Mediaサービスに未登録の公開ポイント名を指定すること。
セッションの作成が完了すると、Media EncoderがMediaサービスに公開ポイントを作成するので、既に存在している名前を使うとエラーが発生する
※ 既に作成済のセッションの内容を修正するときは、セッションのプロパティの"出力"タブで修正できます
(8) エンコードオプションと保存ファイルを設定してセッションウィザ−ドを完了する
エンコードオプションは、配信する動画のサイズとフレームレート(1秒間に何枚の画像を送るか)を通信速度毎に決定するものです。
いくつかの通信速度を選択しておけば、状況に応じて適切なサイズの動画を配信してくれます。 - Medio EncoderがMediaサービスにログインする匿名ユーザ名を設定
この作業を行なわないと、Media Encoderがエンコードを開始する度に、ユーザ名とパスワードが要求されます。
(1) Mediaサービスを開く
(2) サーバ名下のツリーを展開して、公開ポイントの下のMedia Encoderが作成した公開ポイントをクリックする
(3) 公開ポイント のプロパティタブを開く
(4) "認証"を選択する
(5) "WMS匿名ユーザ認証"を右クリックして"有効"を選択して有効にする
(6) "WMS匿名ユーザ認証"をダブルクリックして匿名認証するときに使用するユーザ名・パスワードを設定する
Windows Serverに登録されたユーザである必要があります。 - Media Encoderのエンコードを開始する
(1) Media Encoderを起動する
(2) iiiで作成したセッションを開く
(3) [エンコードの開始]ボタンを押す
(4) Windows Server起動時に自動的にエンコードを開始するには、スタ−トアップに下記のショートカットを作成する
リンク先: "C:\Program Files\Windows Media Components\Encoder\WMEnc.exe" <作成したセッションの名前>.wme /start
スタ−トアップ:<セッションを保存したフォルダ名> - ルータなどにファイアウォールやNAT機能がある場合は、下記のポートをWindowsServerに通すように設定します。
httpプロトコル:Mediaサービスに設定したhttpプロトコルのポート番号(TCP 8080など)
mmsプロトコル:TCP 554,1755 UDP 1755
Wdindows ServerやらMediaサービスやらのたいそうなものを用意しなくても、WindowsXPベースで動作するライブ配信ソフトもあります。クライアント上で動作させると重くなるのが欠点ですが、お手軽な配信とか、外出先から自分が見るだけのプライベートページにはお勧めです。
ソフト名をクリックすると、ダウンロードページにジャンプできます。
ソフト名 動画配信 定時
キャプチャメール
キャプチャ概説 Live Capture2! ○※1 ○ △※2 文鳥ライブカメラ2で使用しているソフトです。webサーバを内蔵しており、動画配信のためのhtmlページもを送信してくれるので、お手軽に動画配信が出来ます。 anicam × ○ ○ メールでキャプチャコマンドを送信して、静止画を返信してもらう方法をメインにしたいのであれば、こちらがお勧め。 ※1 静止画フォーマット(JPEG)を連続的に送信する擬似動画です
※2 あらかじめ設定されたメ−ルアドレスに対してキャプチャ画像を送信します。コマンドを送信してきたアドレスに返信する機能はありません。
文鳥ライブカメラ3では、PanaonicのBL-C31を使用しています。PCカメラと異なり、サーバ機能とカメラ機能が一体化された商品です。ネットワーク経由でアクセスすると、パン・チルトなどの機能付きのwebページとカメラ画像が表示されます。携帯用のwebページも準備されており、携帯電話に静止画を配信することも出来ます。カメラの価格は高価ですが、PCカメラを使用した場合は配信用のサーバが別に必要ですから、サーバを買うのに比較すれば安価で高性能なライブ配信が可能です。
細かな仕様は製品のよりマチマチですが、BL-C31の場合は、パンやチルトの範囲を制限する機能が付いていますので、アクセス制限なしで公開しても部屋の中を覗かれる心配はありません。ユーザ名・パスワードでのアクセス制限をかければ、一般公開しないプライベートページの作成も容易です。普通のホームページはプロバイダのサーバで、動画配信だけをご自宅サーバで行なう場合には最もお勧めの方法です。